Episode ここだけの話など

012. 「本を出すと人生が変わる!」

私は、日本論語研究会を主宰して16年目になる。
世の中にはさまざまな会があるが、長く続く秘訣は、主宰する人が、いかに粘り強く、かつ明るく、人との関係を大事にしないと継続しない。
屋宮直達さんとは、ある勉強会でお会いし、去年一月の私の誕生会パーティに参加していただき、意気投合、直達会に参加した。
直達会は、現在の西郷隆盛のような屋宮直達さんが主宰する会で、各界各層の凄いメンバーが集う会である。
その直達さんが『本を出すと人生が変わる!』(内外出版)を読み絶賛してくれた。
そこで、私が直達会で出版を提案、「10人集めて本を出そう!」となった。
ところが、募集したら、なんと25名も集まった。
これは凄いことで、直達さんがいかに多くの人から慕われているか、人望のある人物彼の証拠である。
そして、予定通り出版できることとなった。

私は、自分で本を出すこととは別に、さまざまな本のプロデュースを手掛けてきた。
妻・邱淑恵(キュー・スーエ)の健康本をはじめ、『魚を食べると頭が良くなる』(KKベストセラーズ)、橋本龍太郎総理大臣、佐藤正久参議院議員、小林節慶應義塾大学教授、数々の防衛関連本、最近ではデービッド・アトキンソン氏など数多く手がけてきた。
彼らは、本を出すことによって、人生が大きく変化した。
多くの本を手掛けてきたが、今回は、全員の原稿に目を通し、見出しを付けたり、文章を読みやすくするためのお手伝いをした。それぞれの原稿は、本気の人生が活写されていて、どれを読んでも楽しかった。

今回の作業は、『論語』の最初にある、
「子曰はく、学びて時に之(これ)を習ふ。亦(また)説(よろこ)ばしからずや。朋あり、遠方より来たる。亦楽しからずや。人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。」
【学而第一】だった。
 
今現在、新型コロナ禍にあって、多くの人がこの先どうしたらいいかと迷っている。こんな時だからこそ、本書が読んだ人に、生きる知恵と勇気を与え、元気になって、新たな挑戦への道を拓いてくれることになる。
『敬天愛人と仲間たち』にご参加していただいた皆様に心から感謝申し上げたい。
 
最後に、今回も出版を快く引き受けていただいた内外出版の蜂巣郁雄社長、編集の海野幸枝さんに御礼を申し上げたい。

令和3年1月 田村 重信(以上、同書「あとがき」より)
 

 
はじめに                      屋宮 直達
芸術の果たす役割について              牧野 満徳
中国ラテンチャンピオンから見た日本と中国の違い   劉 英
音楽は人生を豊かにする               笠間 千保子
ヴァイオリンがあって、私がいて           池田 有沙
「役に立つ美しさ」とは               三好 那奈
現実にある「鬼滅の刃」の家族愛           金沢 久幸
歌があなたを救う                  ソプラノSACHIA.
わたしはわたしになるのみ              森 佑季
人生は夢の学校                   川島 佳子
障害者福祉の裾野から、工芸のものづくりの
頂きをめざして                   高森 雄登
心の億万長者 リレーションシップ成功の法則     竹原 宏子
人の命が輝く愛和力(リレーションシップ)      竹原 義人
風は囁き 星が歌う 自然の中の ちいさなわたし   鵜戸 あすか
早婚のススメ                    宮内 市子
Madam Norikoの美人道          藥真寺 紀子
業績アップにつながる「ほめ育」           原 邦雄
夢の実現                      泉二 弘明
言葉を得る                     花増 顕
「考えるな 感じろ!」とは?声と意識、感覚で捉える    チャミー スマイル
痛快!銀座おしゃれ大学               ダン コイズミ Founder
世界一尊敬する父と、ゼロからの公認会計士試験合格  薦田 賢人
人生の金額について                 吉田 明弘
西郷隆盛 敬天愛人                 内 弘志
渋沢栄一と『論語』                 田村 重信
親孝行と生き方、考え方、直達会について       屋宮 直達
あとがき                      田村 重信
 
 
『敬天愛人と仲間たち』(内外出版刊)